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光療法の大衆化、光機器関連の出願が増加

光療法の大衆化、光機器関連の出願が増加

- LEDマスク関連の出願が年平均39%増加 -


特許庁によると、光学治療•美容機器の特許出願は、2014年以前の5年間の年平均出願件数が約130件前後と、大きな変化はなかったが、2014年以降は、年平均14%(2014年130件→2018年218件)と、増加していることが明らかになった。


光学治療•美容機器を対象部位別にみると、ここ5年を基準として顔、頭皮/毛髪を含む皮膚53%、体内(口腔、鼻腔など)31%、その他16%で、皮膚対象機器が過半数を占めている。


<光治療/美容機器対象分野の分布(2014〜2018年、884件)>

皮膚対象機器について詳しくみると、顔28%、頭皮/毛髪15%、皮膚一般46%、皮膚症状10%の割合で出願された。


<皮膚対象機器適用分野の分布(2014〜2018年、465件)>

一方、光学治療•美容機器分野の出願人別にみた出願の割合は、中小企業47%(418件)、個人23%(204件)、大学11%(98件)の順となり、中小企業や個人が主導していることが明らかになった。


<出願人の類型分布(光治療/美容機器関連、2014〜2018年)>

皮膚対象機器のうち、特にLEDマスク*関連の特許出願が大幅に増加し、2014年以降は年平均39%(2014年12件→2018年45件)増えていることが明らかになった。

*LEDマスク: LED光を皮膚の特定の部位(顔、首)に照射して皮膚の状態を改善する美容機器


<LEDマスク関連の特許出願動向(2014〜2018年)>

これらの出願技術には、マスクの形や光源を変えたり照射方法を制御するなど、ユーザーの利便性や安全性•効果性を高めるためのものが多いことが分かった。


特許庁医療技術審査チーム長は「韓国はビューティー産業とICTに強みを持っているだけに、医療•美容分野に最新の技術を組み合わせてグローバルマーケットをリードする可能性が十分ある」とし、「グローバルマーケットの拡大に備えてR&Dを増やし、知的財産権を確保することによって競争力を高めることが重要である」と述べた。


[出所: 特許庁]

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