「幼児用知育玩具」知的財産権虚偽表示の点検結果
- 特許庁、幼児用知育玩具の知的財産権虚偽表示で1,137件を摘発 -
特許庁は、「幼児用知育玩具」約3万件を対象に、特許などの知的財産権の虚偽表示について集中的に調査した結果、38のショッピングモールで13品目、累計1,137件(URL基準)を知的財産権虚偽表示で摘発したと発表した。
特許庁と韓国知識財産保護院*では、国民の健康•安全に関連した製品について継続的に知的財産権虚偽表示に対する企画調査を進めており、今年上半期にはPM2.5対策マスクを対象に、知的財産権虚偽表示の企画調査を行った。
* 韓国知識財産保護院 知的財産権虚偽表示申告センター ☎1670-1279
知的財産権の虚偽表示で摘発された主な違反内容としては▲消滅した知的財産権登録(出願)番号を表示したケース(674件)▲商標やデザインを特許として表示するなど権利名称を誤って表示したケース(422件)▲登録が拒絶された出願番号を表示したケース(41件)などがあった。
特許庁は摘発された1,137件に対し、知的財産権を適正に表示するよう呼びかけ、掲示物の削除、販売中止など是正措置を講じている。また、知的財産権の虚偽表示行為が再発しないよう、摘発された業者を対象に知的財産権の表示に関連したリーフレットを配布し、関連教育を実施する計画である。
今回の取り締まり後も特許庁は、主要オンライン事業者と協力し、販売者を対象とした知的財産権表示の関連教育を拡大する一方、政府のイノベーション政策の一環として、国民の健康•安全に関連する商品について知的財産権の虚偽表示に対する監視を強化する見込みである。
特許庁産業財産保護協力局長は「知的財産権の虚偽表示は、3年以下の懲役または3千万ウォン以下の罰金刑に処される違法行為であり、生産者•販売者ともに知的財産権の適正な権利名称•番号•期間などを確認し、正確に表示せねばならない」と述べた。
[出所: 特許庁]