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2022年 韓国特許出願の動向

グローバルインフレによる景気低迷の影響で、2022年の韓国特許出願は23.7万件と前年水準を維持した一方、国際特許出願(PCT出願)および半導体・デジタル通信など韓国の先端・主力産業分野の出願は増加した。


詳細をみると、2022年の韓国特許出願は23.7万件と前年比0.2%減少し、類型別では大企業(9.3%)、外国人(4.0%)、中小企業(0.8%)出願は増加したものの、個人(△13.6%)出願は減少した。


<韓国特許出願の現況>

技術分野別にみた韓国人出願においては、半導体(18.3%)、電子商取引(7.5%)、電子(デジタル)通信(5.8%)など先端技術分野を中心に出願が増加し、土木工学(△17.1%)やマスクなどその他消費財(△16.1%)の分野は減少した。


<技術分野別にみた韓国人特許出願増減率上位5分野(1∼10月累計基準)>

一方、2022年国際特許出願(PCT出願)の場合、合計21,916件と前年比6.8%増加し、これは5年間(2018∼2022)平均増加率(6.6%)を上回ることが分かった。


<国際特許出願(PCT出願)の現況>

また、2022年に韓国に特許出願した国別の前年比増減現況をみると、米国(14%)、欧州(3.9%)が増加した一方、中国(△0.1%)、日本(△2.2%)は減少した。半導体分野における外国人出願の現況をみると、米国の韓国出願が増加した一方、日本・台湾の韓国出願は減少した。


<知的財産先進5カ国(IP5)国籍者における韓国特許出願の現況>

[出所: 特許庁]

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